文太部長一家のロハスな毎日

フレンチブルドッグの文太部長と3にゃんず、幸多、あゆみ、ちびの仲良し日記とドッグフェイム情報。 

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*フレンチブルドッグ 文太部長*
散歩とごはんとおかあはん命。
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*サバ白 ちび(Tibby)*
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しつけの前に考えるべきこと

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昨日のひっぱり癖に関連する話ですが、しつけをするときに考えなければならない学習理論のひとつに「オペラント条件づけ」というものがあります。

これはアメリカの心理学者で、行動分析学を確立したBFスキナーという人が体系化したものなんですが、「自発的に行ったある行動に対し、その後の状況変化に応じてその行動が増えたり減ったりする」というものです。

例えば、犬が飼い主に名前を呼ばれるとします。そこで「何?」と飼い主のところに行くとおやつをもらえたり、遊んでもらえたり、その犬にとって嬉しいことが起こったとします。

すると、その犬は「飼い主に名前を呼ばれてそばに行く→いいことが起きる」と学習し、名前を呼ばれると飼い主のところに行くという行動が増える、ということです。

これとは逆に、同じく飼い主に名前を呼ばれてそばに行くと、爪きりをされたり耳掃除をされたり、何か犬にとって嫌なことが起こったとします。

すると「飼い主に名前を呼ばれてそばに行く→いやなことが起きる」となって、名前を呼ばれても無視したり逃げたりするようになる(飼い主のところに行く行動が減る)、というようなことです。

(犬を叱るときに名前を呼んじゃいけない、と言われるのはそのためなんですね~。)


この学習理論には4つのパターンがあります。
 
 ↓↓↓


●正の強化 (いいことが起きる)
ある状況 → 犬が何らかの行動を取る → いいことが起こる → その行動が増える
(例)
A.名前を呼ばれる → 飼い主のそばに行く → おやつがもらえる → 名前を呼ばれたらそばに行くようになる

B.飼い主がご飯を食べている → 吠えておねだりをする → おこぼれをもらえる → 飼い主のご飯中、吠えるようになる


●負の強化 (いやなことがなくなる)
ある状況 → 犬が何らかの行動を取る → いやなことがなくなる → その行動が増える
(例)
A. リードを引っ張り立ち止まらされる → リードを緩める(飼い主の足元にくる) → 引っ張りがなくなる(歩けるようになる) → リードを緩めて歩くようになる 

B. よその犬が来る → 吠える → よその犬がいなくなる → 犬を見ると吠えるようになる


●正の罰 (いやなことが起きる)
ある状況 → 犬が何らかの行動を取る → いやなことが起こる → その行動が減る
(例)
A. 退屈している → 家具を噛む → 「こら!」と叱られる → 噛まなくなる
(※これについては、そもそも犬が退屈して悪さをしないように、飼い主が一緒に遊んであげる等、犬の欲求を満たすことが第一ですが、とりあえず「正の罰」の例として載せておきます。)

B. 名前を呼ばれる → 飼い主のそばに行く → 爪きりをされる → 名前を呼ばれても行かなくなる


●負の罰 (いいことがなくなる)
ある状況 → 犬が何らかの行動を取る → いいことがなくなる → その行動が減る
A . 飼い主と遊んでいる → 手を噛む → 遊びを終わらされる → 噛まなくなる


Aの例は「人間にとって都合のよいこと」、Bの例は「人間にとって都合の悪いこと」ですが、犬にとっては同じ学習理論だということがおわかりいただけますでしょうか。(「負の罰」だけBの例が思いつきませんでした。^^;)

犬が取る行動の前にはその行動を生む「きっかけ」があり、その行動には「結果」がともないます。その行動の前後に何があるのかを考えて状況を分析し、正しい行動に導くということが大変重要だということです。

「何度言っても言うことをきかない!」という場合は、褒めるのも叱るのもタイミングが悪く、犬が何故褒められているのか、何故叱られているのか、理解していない(自分の行動と結果が関連付けされていない)可能性もありますし、飼い主が知らず知らずのうちに間違ったメッセージを与えてしまっている場合もあるでしょう。

例えば、引っ張り癖に関して言えば、「引っ張る → 大声で叱る」というようなことをしたとすると、テンションが上がって興奮している犬にとって飼い主の大声は「おかあはんも喜んでる♪」と勘違いされている可能性もあります。

大声で叱ったところで「そのまま歩く」ということを続ければ、犬にとっては嫌なことも起こらずいいことも消えないので「引っ張ることはいけないこと」だとは伝わらないということですね。

それよりも「引っ張る → 止まる」の方が文太にとってはわかりやすいんじゃ?と思い、そういう方法を取った、というわけです。


私は文太の仔犬育て中に、それまでしつけの本を参考にしても全く何もうまくいかず、あれこれ苦労していたときにこの理論に出会い、それ以来劇的に自分の考え方が変わった気がします。

問題行動に注目して本に書いてある「やめさせる方法」をただ真似するのではなく、「文太の頭の中では何が起こっているのか、文太はどう捉えているのか、そしてその結果何が起こっているのか」を考えるとおのずと自分の行動が変わってきたし、その結果文太にもうまく伝わるようになってきたんじゃないかなぁと思うんです。

そして、それは今でも常にいろんな場面で役立っています。


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Comment

まろちゃぶ母 ""
そうですか…参考にさせて頂います(9歳過ぎてますが…

家の子(人間の娘、旦那含)は無視すると凄くテキパキ動きます(笑

ちゃぶの闘争心癖(?)が治らないのは飼い主の責任だと痛感してるのですが(泣
2011.02.17 04:21 | URL | #R1nPV36U [edit]
おかあはん "☆まろちゃぶ母さん"
え!ちゃぶ兄さん闘争心があるんですか?
なんかおっとりしてるイメージだったので意外~。
んまぁ、タマありはある程度しょうがない部分もあるかも・・・。

>家の子(人間の娘、旦那含)は無視すると凄くテキパキ動きます(笑
これ、めっちゃわかる気がします!
私も子供の頃、母親にガミガミ言われても
「うっさいなー!( `д´) ケッ!」って感じでしたけど、
黙られた日にゃ~「ヤバイ!!」って思いましたもん(笑)
2011.02.17 18:12 | URL | #- [edit]

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