文太部長一家のロハスな毎日

フレンチブルドッグの文太部長と3にゃんず、幸多、あゆみ、ちびの仲良し日記とドッグフェイム情報。 

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*フレンチブルドッグ 文太部長*
散歩とごはんとおかあはん命。
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*サバ白 ちび(Tibby)*
世渡り上手の罰当たり。
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遺伝疾患について

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犬を繁殖させようと思ったら、ブリーダーであろうが、家庭での繁殖であろうが、健康な犬を世に送り出すためには遺伝子検査が欠かせないと何度か当ブログでも書いております。

獣医さんの健康診断だけでは不十分なのはなぜでしょう?


 ↓↓↓


遺伝というととてもややこしくて、詳しく理解しようと思えば私のような超文系頭には理解できないことだらけなのですが(^^;)、ここでは代表的かつ基本的な「メンデルの遺伝法則」について極簡単にまとめてみました。


<メンデルの遺伝法則>
人間を含め高等生物は遺伝子を二つもっており、それぞれ父親と母親からひとつずつ受け取ります。メンデルはエンドウの交配実験から、遺伝には「優劣の法則」があることを発見しました。

「優劣」と言っても遺伝子が優れているとか劣っているという意味ではなく、「優性=その特徴が表面に現れるもの」、「劣性=その特徴は表面には現れないもの」という意味です。


メンデルは実験により、丸いエンドウとシワのエンドウを掛け合わせるとその「子供」は丸のみである、という結果を得ました。

丸いエンドウの遺伝子を「AA」、シワのエンドウの遺伝子を「aa」とすると、その子供の遺伝子は双方からひとつずつ取るので「Aa」ということになります。遺伝子が「Aa」であるのに形が丸になったということは、「A」という丸いエンドウの遺伝子が「優性(=特徴が現れる)」で、「a」のシワの遺伝子が「劣性(特徴は現れない)」であるということです。

次に、その子供(Aa)同士を掛け合わせると、今度は「AA」「Aa」「aa」とい3種類の遺伝子が得られます。
メンデルの遺伝法則

つまり、孫の代には丸のエンドウが3つ(AA が1つ, Aaが2つ)と、シワのエンドウ(aa)が1つできることになります。同じような形の丸いエンドウが3つあっても、その遺伝子は「AA」と「Aa」の二種類がある、ということですね。

わかりやすく言うと、血液型なども同じです。例えば、私の場合は父親がO型(OO)で、母親がAB型なので、私はB型(BO)です。父のO型の血も入っているけど、それが隠され(劣性)、Oよりも優性であるB型になっている、というわけです。

そしてもうひとつの特徴は、孫の代にはおじいちゃんやおばあちゃんの遺伝子を受け継ぎ、丸い親からシワの子供が生まれる可能性もある、ということです。俗に言う「隔世遺伝」と呼ばれるものはこれにあたるわけですね。


はい、ここまで遺伝子の話、おわかりいただけましたでしょうか?
では次に、本題の遺伝疾患の話に移ります。


<優性遺伝疾患>
疾患を持つ遺伝子が優性の場合、子供にもその特徴が現れます。つまり、どちらかの親にその疾患があれば、子供にも必ず遺伝することになります。

優性遺伝形式

これについては「何らかの先天的疾患がある犬は繁殖には使わない」ということを徹底すれば、代々疾患を蔓延させることを避けられることになります。

しかし、繁殖において特に注意すべきなのは、「劣性遺伝」です。


<劣性遺伝疾患>
疾患を持つ遺伝子が劣性の場合、子供に受け継がれてもその特徴が現れない、つまり表面上は健康であるということになります。

劣性遺伝形式

疾患が劣性であるため体には現れないけれど、遺伝子としてその疾患を持っているため、その犬を繁殖すれば疾患遺伝子をその子供に受け渡してしまう、つまり「キャリア(=運び屋)」になってしまう、というわけです。

その子供たちがどうなるかをまとめたものが下記の図です。
遺伝疾患

おわかりいただけますでしょうか?

正常な遺伝子を持つもの同士の繁殖であれば、正常である確率は100%、キャリア同士ならその確率は25%、片方が疾患遺伝子を持つ犬であれば、正常になる確率は0%です。

ただし、ここに書いたのはごく一部の遺伝形式であり、遺伝子の役割はもっと複雑でさらにいろんな形式の遺伝方法もあるため、犬を繁殖させる人間はそれを理解しておく必要があるということです。

これだけでも素人繁殖がいかに危険であるか、ご理解いただけますでしょうか?


遺伝疾患を持つ犬を繁殖に使うというのは言語道断ですが、「うちの子は健康そのものだし、獣医さんにも大丈夫だと言われた!」という犬であっても、実は疾患遺伝子を持つ『キャリア』 であり、その子供に疾患が現れる、ということは充分に考えられます。

パピーミルでただ単にオス犬とメス犬を掛け合わせるだけの繁殖も、「うちの子の子供が見たい!」というだけの安易な繁殖も、疾患を持つ犬を世に送り出すという罪の重さは同じだと個人的には思います。

苦しむのは飼い主ではなく、疾患を持って生まれてくる犬です。

「フレンチブルドッグは皮膚病が多いから」「呼吸器が弱いから」「関節が悪いから」というのが当たり前でいいわけがありません。犬を繁殖させる人間が勉強と努力をすれば、少しでも多くの健康な犬を世に送り出すことが可能なはずです。


繁殖を考えていない方も、これから犬を飼いたいと思っている方も、良いブリーダーとただの「繁殖屋」を見分ける指標にしていただければ幸いです。



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Comment

こてっちゃんママ "なるほど!"
毎回分かりやすい解説ありがとうございます。
漠然としか理解していませんでしたが、これで完璧です。
我家ほ繁殖など考えてませんが。‥既に去勢してますし。

先日散歩中に、見知らぬ方にいきなり『フレンチのメスを飼っていますが、子供が欲しいのでどうですか?』と声を掛けられました。
困った飼い主さんに、このブログを教えてあげたいですね。

2011.02.13 21:34 | URL | #ugHYyHaM [edit]
おかあはん "☆こてっちゃんママさん"
参考にしてくださってありがとうございます!
私は理解力が乏しいので(特に理系の話は・・・^^;)
噛み砕いて考えないとわからないんです。
なので、私がわかることは誰でもおわかりいただけるかと(笑)

私も何度か言われたことがあります。
んまぁー、文太は去勢もしていないのでよけいそうなんだろうと思いますが
偶然出会ったフレンチの女の子の飼い主さんに
「是非うちの子の旦那に!」みたいな話とか
「子供作らないなんてもったいない!」というようなことを言われたり。
もう少し、そういうところの意識改革からしていかないとなぁ、
と思う今日この頃です。
2011.02.14 12:05 | URL | #- [edit]
donまま "初めまして"
和歌山でフレンチブル8歳(don)と暮らしている・・61歳の若輩(笑)です。

ブログも楽しくて面白いけど・・
それぞれ違う医者の診断より・・分かりやすくて納得!
フリーズした頭をフリフリ溶かしながらフレブルのお勉強させて
いただいてまぁ~す。
今日は早速シャンプ~とか注文させて貰いました。

文太部長・・おもろいなぁ~
donは最初から子作りはNO。立派な○んちんあるんですけど・・爆



2011.02.14 14:09 | URL | #lMBqkpAs [edit]
おかあはん "☆donままさん"
初めまして!ご訪問&コメントありがとうございます。
そして、シャンプーetcのご注文もありがとうございました♪

donちゃん8歳とお暮らしの61歳の大先輩の方にも
弱冠x2歳の記事を参考にしていただけて大変恐縮しております!
これからもどうぞよろしくお願い致します☆
2011.02.16 15:20 | URL | #- [edit]

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