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文太部長一家のロハスな毎日

フレンチブルドッグの文太部長と3にゃんず、幸多、あゆみ、ちびの仲良し日記とドッグフェイム情報。 

About us

*フレンチブルドッグ 文太部長*
散歩とごはんとおかあはん命。
弟妹喧嘩を仲裁する世界のケーサツ。

*茶トラ猫 幸多(こーた)*
普段はクールを装っているが、
実は一番甘えん坊で超マザコン☆

*白グレー猫 あゆみ*
下僕どもをあごで使い倒す
クールビューティツンデレクイーン。

*サバ白 ちび(Tibby)*
世渡り上手の罰当たり。
ちびの辞書に「遠慮」はない。 

栄養素4. 脂質について

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前回からかな~り間が開いてしまいましたが、久しぶりに栄養素の続きについてです。今日は三大栄養素のひとつである脂質についてです。タンパク質、炭水化物については過去ログをご参照ください。

 ★犬に必要なエネルギー
 ★犬に必要な栄養素
 ★栄養素1. たんぱく質について
 ★栄養素2. 炭水化物(糖質)について
 ★栄養素3. 食物繊維について

脂質について詳しく
 ↓↓↓

<「脂質」とは?>
水には溶けず、エーテルなどの有機溶媒に溶ける物質。グリセロールと脂肪酸がくっついたもので、脂肪酸が結合する相手によって単純脂質、複合脂質、誘導脂質の3種類に分類される。

多くは単純脂質である中性脂肪(一般に「脂肪」と呼んでいるもの)で、その構成成分である脂肪酸にもいろんな種類があり、構造の違いで飽和脂肪酸、不飽和脂肪酸に分けられる。コレステロールも脂質の一種。


<脂質の分類>
●単純脂質
 ・中性脂肪 = 脂肪酸 + グリセリン
 ・ろう = 脂肪酸 + 高級アルコール

中性脂肪は貯蔵脂肪として皮下や内臓に蓄えられる。一般的に「脂肪」と言うと中性脂質を指し、食品中の脂肪の大部分を占める。エネルギー源となり、体温保持をしたりクッション役として臓器を保護したりする。
ろうは蜂蜜の蜜ロウなど。ただし、消化されないので栄養価値はない。


●複合脂質
 ・リン脂質 = 脂肪酸 + リン酸 + グリセリン
 ・糖脂質 = 脂肪酸 + 糖 + グリセリン

中性脂肪と違ってエネルギー源にはならないが、細胞膜を構成し脳や神経細胞を構成する重要な役割を果たす。

●誘導脂質
 ・ステロール類(コレステロール、胆汁酸、性ホルモン、プロビタミンなど)
細胞膜の構成成分として体内に広く分布している。



<脂質の働き>
*エネルギー源
タンパク質、糖質と比較すると約2倍のエネルギー量で、1gあたり9kcalという高エネルギーを生み出す。(タンパク質、糖質は1gあたり4kcal)

*生体膜や血液成分として
細胞膜、核酸、神経組織、性ホルモン、血液成分などの重要な構成成分となる。

*脂溶性ビタミンの吸収促進
脂溶性ビタミン(ビタミンA,D,E,K)は水に溶けにくく、アルコールや油脂に溶ける性質を持つので、油脂と一緒に摂ると吸収率が上がる。(たとえば、ほうれん草はおひたしにするよりバター炒めやゴマあえの方が小腸でのビタミン吸収率が向上します。)

*体温保持・臓器保護
中性脂肪は熱伝導性が低く弾力性があるので、体温を保持したりクッション役として臓器を保護したりする役割をする。

*嗜好性アップ
油脂は食事の嗜好性を高める役割がある。(霜降り肉やフライドポテト、ピザ、天ぷらなど脂っこいものは美味しいものがいっぱいですね。)

*被毛の撥水性
皮膚の真皮には脂腺があり、雨や水に濡れた毛や皮膚を防水する役割をしている。(雨の日に犬臭くなるのは防水のために脂腺から油脂がたくさん出るためです。)


<多く含まれる食品>
飽和脂肪酸 ― 肉類の油脂、バターなどの乳製品
不飽和脂肪酸 ― 植物油、魚類 


<必須脂肪酸>
犬の必須脂肪酸(体内で合成できないため食事から摂取する必要があるもの)は、リノール酸とαリノレン酸。(ネコ及び子犬はアラキドン酸も必須。)

※必須脂肪酸について詳しくは過去ログをご参照ください。
 ★必須脂肪酸について① 脂肪酸の種類
 ★必須脂肪酸について② 各脂肪酸の特徴
 ★必須脂肪酸について③ オメガ3とオメガ6のバランス
 ★必須脂肪酸について④ 酸化防止


<不足すると?>
 ・エネルギー不足
 ・血管や細胞膜が弱くなって脳出血などの危険性が高まる
 ・免疫力低下して感染症などにかかりやすくなる
 ・皮膚が乾燥してフケが多くなったり皮膚病を発症したりする
 ・生殖器の発達が遅れたり、血液中の赤血球が減少する


<摂りすぎると?>
 ・エネルギー過多による肥満
 ・飽和脂肪酸を摂りすぎると血液中の中性脂肪やコレステロールが増加し、動脈硬化や高血圧、糖尿病、心臓病などの生活習慣病を招く
 ・高脂肪の食事を長期間続けていると、ガンを誘発する危険性がある


悪者扱いされがちな脂質ですが、とっても大切な働きがたくさん!健康を保つために上手に脂質を摂りましょう♪

文太はできるだけ動物性油脂は控えるようにし(牛肉や豚肉は脂身の少ないもの、鶏肉は皮や脂分は取り除いて与えています)、オリーブオイルやしそ油、ごま油などの植物油や青魚で補うようにしています。



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●参考資料
*動物看護のための小動物栄養学
(日本小動物獣医師会 動物看護師委員会監修 ㈱ファームプレス)
*愛玩動物飼養管理士1級教本
*栄養の基本がわかる図解辞典(中村丁次監修 成美堂出版)
*あたらしい栄養学(吉田企世子・松田早奈恵監修 高橋書店)
*愛犬のための健康レシピ(楠鏡子著 ゴマブックス株式会社)
*Journal of Pet Academy vol.1 No.06
*愛犬のための症状・目的別栄養辞典(須崎恭彦著 講談社)
*愛犬のごはん(奈良なぎさ著 ブティック社)
*楽しい解剖学(佐々木文彦著 学窓社)

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Comment

ダニエル小川 "脂肪酸の記事のわかりやすさに感動"
こんにちは。過去のブログの脂肪酸の絵を拝見し、素晴らしくわかりやすかったので、感動を覚えました。
http://bunta-blog.msgroup.jp/?eid=240065

過去ブログなので、こちらの方にコメントさせていただきました。
近々、脂肪酸について記事を書こうと思っています。「リンクについて」( http://buntabucho.blog54.fc2.com/blog-entry-1.html#links )で特定の記事へのリンク歓迎と書かれていましたので、ブログ記事を書いた際には、貴サイトの過去記事にリンクさせていただこうと思っています。

どうぞ、よろしくお願いします。
2013.03.09 00:42 | URL | #odlBOPF2 [edit]

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