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文太部長一家のロハスな毎日

フレンチブルドッグの文太部長と5にゃんず、幸多、あゆみ、ちび、健、さゆりの楽しい毎日

About us

*長男:フレンチブルドッグ 文太部長*
ごはんとおでかけとおかあはん命

*次男:茶トラ猫 幸多(こーた)*
クールを装う甘えん坊マザコン野郎

*長女:白グレー猫 あゆみ*
クールビューティツンデレクイーン
今はお空からみんなを見守っています

*三男:サバ白 ちび(Tibby)*
世渡り上手の罰当たり

*四男:サバ白 けん坊(健)*
心やさしきウルトラビビリ

*次女:ハチワレ おちゃゆ(さゆり)*
けんにぃ命のお転婆っ娘。

ガウガウ克服

  10 comments   0 trackback

今日は文太がガウガウ克服した方法の実践編ですが、その前にご了承いただきたいことがあります。

私はドッグトレーナーではありません。文太への対処法も、トレーナーさんに習ったりしつけのマニュアル本を読んだりしたわけではありません。

もっと根本的に犬の心理学や行動学などの本を読んで『犬』という動物を理解する努力をし、生物学的及び行動学的に人間とは何がどう違うのかを勉強し(※今までに読んだ本はこちら)、いろんな犬を観察し、文太の声を聞き、文太といろんな話をし、文太にいろんなことを教えてもらいながら二人三脚で克服してきたことです。

何度も言いますが、犬が吠える理由は犬それぞれですし、その時の状況によっても違います。犬の行動の裏には様々な感情があり、吠える原因が違えば対処の方法は変わります。もっと根本的に生活習慣を変えなければならないような場合もあるでしょうし、犬の性格と飼い主との関係や問題の原因によっては別のアプローチが必要なことももちろんあると思います。

優位性を誇示する攻撃性があるような犬の場合、ガツンと叱らなければいけないこともあると思います。でも、攻撃的な犬に叱るのはタイミング、方法、声の高さと大きさ、などとても繊細であり、どれかひとつでも間違ってしまえば効かないどころか悪化させてしまう可能性もありますので、そのような場合は犬の心理と行動を知り尽くした経験豊富なトレーナーさんに習うことをお勧めします。

そして、これから書くことは、あくまでも私が文太の様子を見て、文太の心理状態や性格、そのときの状況に合った方法で行ったやり方であり、「吠える犬にはこう対処せよ!」という『マニュアル』ではないということをご理解ください。(もしかしたら間違えていることもあるかもしれないし、もっと簡単な方法があるかもしれません。)

 ↓↓↓

先週までのおさらいですが、まずは吠える原因を掴む、これが一番大切なことです。(「ガウガウの理由」) 次に自分自身が落ち着き、文太にしてほしいことを頭に思い浮かべて、それをリードを通して文太に伝える、というところまで書きました。(「ガウガウ犬の対処法」)


そして、三つ目の項目。
●文太を落ち着かせ、物理的な対処法を教える

文太を見ていて気付いたのですが、文太は犬同士の挨拶も会話も本当に下手なんです。しかも、他の犬に対しては服従的な態度(お腹を見せるとか)を全く見せません。かと言って支配的であるわけでもなく、ただ単に自分より上の犬に対してどうふるまっていいのか、犬同士のマナーを知らないようなのです。

それは、小さい頃から犬同士で遊んだりオトナの犬と触れ合ったりする機会がほとんどなかったので、犬のマナーを教えてもらえる場を作ってあげられなかったなぁ、と飼い主としてひとつ反省するところではありますが、もうひとつ別の理由もあるんです。

フレンチブルドッグなどのような狼と姿形がかけ離れている犬種は、ハスキーなどの犬種と比べると遺伝子的に服従的なシグナル(争いを避けるための意思伝達能力)の多くを身に着けていない(狼の子供程度の言葉しか持ち合わせていない)ことが多いそうなんです。(英国サウサンプトン大学人類学動物研究所のデボラ・グッドウィン博士らによる研究)

鼻ぺちゃや垂れ耳などかわいらしく見せるために赤ちゃんの姿に似せて作られた犬は、いろんな面で幼児化されており、言葉もそのひとつで、狼の言葉(意思疎通能力)に比べると、犬の言葉は極端に少ないそうです。以前、「犬は遺伝子的に見れば『子狼』である」というテンプル・グランディン博士の言葉をご紹介しましたが、そのひとつには狼と犬の意思疎通能力の違いがあげられていました。

以下、緑色の部分は私のバイブルであるスタンレー・コレン博士の犬語の話し方 (文春文庫)からの抜粋です。



「単純な服従信号は幼い時期に現れ、支配を表す信号や複雑な服従信号はおとなになってから現れる。このおとなの言語を「狼語」、幼いときの言語を「仔犬語」と呼ぶとすれば、狼語を話す犬は仔犬語を理解できる。自分も幼いときにそれを話したからである。(中略)

家犬は仔犬語を話す。狼語を受け取る能力はあるにしても、話す能力は限られている。(中略)語彙が少ない犬は、自分でも気付かずに引き金を引いて、衝突を引き起こしてしまう。おとなの狼語を話す犬が服従を表す信号を求めても相手がそれを示さないため、和解は成立せず、実際の攻撃へとエスカレートしてしまうのだ。」





これを読んだとき、「ああ、そういうことか。」と胸につかえていたものがすぅ~っと腑に落ちました。文太は私の言うことはよく理解してくれるようになりましたし、私の考えていることや感情もその行動から理解していると思いますが、肝心の犬語の語彙が少ないのです。だから、相手の犬に見つめられたときに「いえいえ、別に喧嘩をするつもりはありませんよ。」と大人の対応ができずに「なんじゃ、こらー!」となってしまうわけです。

だからですね、その争いを避けるための犬語を教えてあげればいいのです。で、私がやったのは下記の手順です。

① 最終的なゴールを決める。
② そのゴールに達するまでのレベルを考える
③ 一番低い超簡単なレベルからクリアさせ、自信をつけさせていく

私が掲げた最終的なゴールは「どんな犬にも穏やかに接する。苦手な犬とは仲良くする必要はないけど、無視できるようにする。」です。

(んがっ、こんなえらそうなことを書いておりますが、まだ最終的なゴールには到達してないです(^^;)以前に比べてずいぶんレベルアップしましたが、まだまだ日々訓練中でございます。)

犬語を知らずに対処の仕方がわからず吠えている文太に「大人しくしなさい」というのは、数字も知らない幼稚園児に因数分解の問題を出すようなもんです。いきなり高いハードルを与えても乗り越えられないので、まずはごくごく簡単なことからできるようにして自信をつけさせていきました。

基本的なことですが、他の犬とすれ違うときは必ず私が間に入るように歩いています。左側を歩いているときは文太を自分の左に歩かせ、道路を挟んで相手の犬がいる、といった具合です。間に人がひとり入るだけでも犬同士の緊張を和らげる効果があります。

まず初めに、文太が比較的気にしない小型犬と普通にすれ違ったときに「上手にできたねぇ。おりこうねぇ。」と褒めることから始めました。そうやってすれ違うことが正しいことだと理解させるためです。(これは今でもしています。)

次に、「ちょっとヤバイな。」と思う犬とすれ違うときや、文太が緊張して相手を見つめているような場合は、文太の前にしゃがみ、相手の犬が見えないように視界を遮ります。これは、文太も相手も落ち着かせるためです。

そして、できるだけ文太をオスワリさせ(興奮しているときは手足が緊張して固まっているのでなかなか座りませんが)、「大丈夫。怖くないよ。」と笑顔で静かに落ち着いた声で話しかけ、その間に相手の犬に通り過ぎてもらいます。

どうにかこうにか吠えずに相手の犬が通りすぎたら「上手にできてたよ。えらかったね。がんばったね。」と褒めます。


とまぁ、基本的にはこれだけのことなんですが・・・。
アレ?何週も引っ張ったわりにこんな簡単なことですいませんっ。

ポイントは「お互い見つめあわさない」ってことが何より一番大事だと思います。見つめあうというのは、人間で言えばサッとナイフを取り出して構えるのと同じだと思うんですね。相手がナイフを下ろさない限り、やられる可能性があるのでこちらも下ろせなくなって緊迫するし、その挙句どちらか我慢できなくなった方が「やる気か、(#゚Д゚)ゴルァ!!」となってしまいます。

でも、逆に言えばどちらかがナイフをおろせば相手側も構える必要がなくなるんです。自分からナイフを下ろす、ということが怖くてできなくてお互い見つめあっているのであれば、「まぁまぁ、落ち着きなはれ。」と私が介入して双方ナイフを下ろさせる(=目をそらさせる)んです。

たとえ相手が端から喧嘩越しでガウガウ吠えているような場合でも、こちらが落ち着いてニコニコしていれば相手の緊張が解けることもあります。

単純で地味な作業ですが、それを繰り返しているうちに、だんだん文太もいろんなことを学習し自信もついてきたようです。相手を気にしてじーっと見つめているような場合に「大丈夫。気にしなくていいよ。」と言ったり、ふっと足で視界を遮ったりするだけで、ハッと我にかえって、「あ、はいはい。」と目をそらしたり地面のニオイを嗅いだりするカーミングシグナルも出せるようになりました。(そこですかさず「そうやでぇ。エライなぁ。文太は上手にできるようになったなぁ。」と褒めまくります。)

相手の犬や状況によってはまだまだ緊張していることもあるので、そんなときはオスワリさせることもありますが、今は文太の苦手なタイプの犬ともほとんど普通にすれ違えるようになりました。

と言っても、文太はまだ心の余裕があるわけではなく、心臓がバクバク言っているのが聞こえそうなぐらいすごく必死に我慢している様子が見てとれることもあるので、がんばった文太にはたくさん褒めて自信をつけてあげています。

そうすることで、何より喧嘩を売られることが激減したんです。それは多分、今まで一方的に相手に「喧嘩を売られている」と思っていたけど、「見つめる」という行為により文太の方から静かに喧嘩を売っていたことも多かったからなんじゃないかなぁと思うんです。(ただ単に、吠えるのが向こうからだった、というだけで。)

物理的に文太の行動を指示することでもずいぶん改善されたのですが、それともうひとつ、劇的に文太の心の持ち方が変わったのが、Tタッチを習ってからです。次回はその話を。


※続きはこちら → 「健康のためのしつけ


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Comment

yukappe ""
今回もとても参考になりました!
HEATは、お子ちゃまなうえに、オカマちゃんなので、緊張感とかがまだ少ないような気もしますが、がうがう言われると、やはりちょっと緊張モードになってしまうようなので、おかあはんの教えを胸に、がんばります。
2010.07.03 21:43 | URL | #POpVNeEU [edit]
ふくぱぱ "はじめまして"
ブリンドル二才女の子のぱぱです
大きなワンコにも平気で近づいて遊ぼ遊ぼしてヒヤヒヤです勿論挨拶なし(笑)
今日読ませてもらって納得です
また寄らせて下さいね
2010.07.04 00:57 | URL | #- [edit]
HANAママ ""
今回も『なるほどなるほど~』っと勉強になりました。
確かにうちのHANAも遊び方が下手、誘うも下手な気がします。

とにかくよく観察して対応しなきゃですね(^-^)
慌てないようにまずシュミレ―ションしとかないとだめですね!!
2010.07.04 14:17 | URL | #- [edit]
Whites Mykie ""
雪降る季節には会えなかったワンたちと最近は随分会うようになりました。

ご挨拶する飼い主さんとはワンたちとも絡めるので
ワン挨拶をさせてもらうのですが、まだまだ…といった感じです。

パピーの頃、「さぁ!オトモダチつくるぞ!」と悦び勇んで公園に出掛け、ワンコがいたので
「わぁー!オトモダに会えて良かったねー♪」と言ったところ
初めてお会いしたその飼い主さんに
「友達になるかどうかは、ウチの子が決めることよ!!!」
と言われワタシの心が折れました( ̄へ ̄;)
それ以来、公園に行くのが恐くてあんまり他のワンコと絡みませんでした。

そのツケが今ちょっと来ているのかな…。
2010.07.05 14:35 | URL | #D1yV9ulM [edit]
おかあはん "☆yukappeさん"
小さいうちに去勢した子は大きくなっても
「永遠の少年」な感じの子が割合多いように思います。
文太も1歳までは緊張感ゼロでしたからね~(笑)
緊張しっぱなしだと犬もしんどいので
お互いがんばりましょうね♪
2010.07.06 09:53 | URL | #- [edit]
おかあはん "☆ふくぱぱさん"
はじめまして!ご訪問&コメントありがとうございます。
文太は大きいワンコが苦手ですが、
フレンチは割りと大型犬と遊ぶのが好きな子が多いですね。
あと、「やっほ~!」っと突進していって
嫌がられる子も・・・(苦笑)
語彙不足、私もものすごく納得しました。
2010.07.06 09:57 | URL | #- [edit]
おかあはん "☆HANAママさん"
参考にしていただけて嬉しいです。
フレンチに限ったことではないと思うんですけど
フレンチは特に尻尾がない分、尻尾の言葉を使えないので
他の犬には意思が伝わりにくいんだそうです。
あと、文太も普通のときも下の歯が出ているので
それも威嚇と捉えられることもあるみたいです。
「フレンチだからしょうがないね~」
じゃなくて、やっぱりそこは飼い主がきちんと
教えてあげないといけないなぁと思っています。
2010.07.06 10:02 | URL | #- [edit]
おかあはん "☆Whites Mykieさん"
>「友達になるかどうかは、ウチの子が決めることよ!!!」
うわぁ・・・確かに凹みますね、この一言(^^;)
でも、言い方はきついけど、あながち間違ってもないんですよね・・・

すれ違うたびに吠えるというのはやっぱり困るし
犬自体もストレスがたまるので改善してあげないといけないけど
犬同士上手に遊べなくても飼い主との関係さえきちんと出来ていれば
別に友達をたくさん作らなくてもいいんじゃないかなぁと思ってるんです。
まぁ、自分が「八方美人」が絶対できないタイプだというのも
あるんですけど(笑)
2010.07.06 10:10 | URL | #- [edit]
"管理人のみ閲覧できます"
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2011.05.16 14:56 | | # [edit]
おかあはん "☆鍵コメントWさん"
メールでお返事させていただきましたので
ご覧下さいね(*^_^*)
2011.05.16 19:27 | URL | #- [edit]

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