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文太部長一家のロハスな毎日

フレンチブルドッグの文太部長と5にゃんず、幸多、あゆみ、ちび、健、さゆりの楽しい毎日

About us

*長男:フレンチブルドッグ 文太部長*
ごはんとおでかけとおかあはん命

*次男:茶トラ猫 幸多(こーた)*
クールを装う甘えん坊マザコン野郎

*長女:白グレー猫 あゆみ*
クールビューティツンデレクイーン
今はお空からみんなを見守っています

*三男:サバ白 ちび(Tibby)*
世渡り上手の罰当たり

*四男:サバ白 けん坊(健)*
心やさしきウルトラビビリ

*次女:ハチワレ おちゃゆ(さゆり)*
けんにぃ命のお転婆っ娘。

続・飼い主は犬のリーダーか、親か。

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先週は、「Making Animals Happy: How to Create the Best Life for Pets and Other Animals」という本から、狼の研究をしている博士の「狼は家族単位で行動し、アルファも階級もない」という(私にとっては)衝撃的な説をご紹介しました。(詳しくはこちら

飼い主のリーダーシップを強く説いている人の中に、シーザー・ミランというアメリカの超有名なドッグトレーナーがいます。

私は今まで正直「リーダー論」を毛嫌いしていたので、彼の本は読んだことがなかったのですが(正確に言うと、読もうとしたけどどうしてもその考え方が素直に受け入れられず、すっと頭に入ってこないので10行ぐらい読んだだけで断念しました・・・)彼の話も出ていました。

↓↓↓

彼は広大な敷地内に「Dog Psychology Center (犬の心理学センター)」を設立し、その中には保護した犬たち30~40匹がいます。そのセンター内での犬同士の争いを避けるために、自らがその集団の「アルファ(リーダー)」になり、すべての犬たちを従え平和を保っています。

ここで注目したいのは、そこにいる犬たちは家族ではない成犬で、いわば「強制的に作られた群れ」です。

先週の狼の観察の中で最後に書いた言葉を思い出していただけますでしょうか。そう、狼も強制的に作られた「群れ」の中では『階級』を作り、群れのトップであるアルファの雄狼がその群れを支配するのです。

そのセンターでは犬たちが「家族」ではなく「血縁関係のない成犬たちの寄せ集め」であるからシーザー・ミランの説く「リーダー論」が功を奏しているのであり、その中で彼が「アルファ」になって平和を保っているのは特筆に値する、とグランディン博士は賞賛しています。

考えてみれば、人間の世界でも学校には「学級代表」がいるし、スポーツチームには「キャプテン」がいるし、会社には「社長」がいるし、友達同士でも、いろんな物事を取り仕切る「幹事役」の人がいます。どんな集団にしても他人が数人集まれば、みんなをまとめる「リーダー」が必要になってきますよね。

そう考えると、例えば山奥で親兄弟と育った野良犬を保護して家族に迎えたとすれば、その犬にとっては人間の家族は「強制的に入れられた群れ」だろうし、犬と仲良く平和に過ごすためには飼い主の方が「群れのリーダーに」というのは正しい考えなのかもなぁ、と思ったりもします。(まぁ、極端な例ですが。)

では、一般家庭で飼われている犬は、人間と一緒に暮らすことを「血縁関係のない強制的に作られた群れ」と見ているのでしょうか?それとも、「家族」と考えているのでしょうか?

これに関してグランディン博士は「犬は遺伝子的に見れば『子狼』であり、そう考えると犬に必要なのは『群れのリーダー』よりも『親』である」と主張しています。

「遺伝子的に見て子狼」というのは、多くの犬は狼より鼻(マズル)が短く、耳も短かったり垂れていたりする犬種も多いからです。狼の赤ちゃんは犬と同じく耳が垂れて鼻も低く、誰が見ても「かわいい~♪」という、いわゆる「ベイビーフェイス」です。

犬の中にはその「ベイビーフェイス」のかわいらしさを残したままの犬種も多く、狼とは姿かたちがかけ離れている犬種(フレンチもそうですね)には、狼の習性をほとんど残していないものが多いという研究発表がいくつかあるそうです。
(この話もいろいろ目からうろこでものすごく面白かったんですが、長くなるのでまた別の機会に。)

なんだ、じゃあやっぱり飼い主は「親」なんじゃないか。「リーダー」なんかにならなくてもいいんじゃないか、というと、そうではないのです。

以下、私が「くぅーーーっ!!」としびれたグランディン博士の解説です。

Dog owners do need to be the leader, but not because a dog will become the alpha if they don’t. Dog owners need to be the leader the same way parents do. Good parents set limits and teach their kids how to behave nicely, and that’s exactly what dogs need, too. Dogs have to learn good manners and their owners have to teach them. <中略> Whether you think of yourself as mom, dad, or pack leader probably doesn’t matter as long as you’re handling your dog right.

(犬の飼い主はリーダーになることも必要なのです。ただしそれは「犬がアルファになるから」ではなく、親がしっかりした「リーダー」であるべきなのと同じ理由です。良い親というのは子供たちに行儀を教え、していいことと悪いことを教えます。犬にとって必要なこともそれと全く同じです。犬たちはきちんとマナーを学ばなければならないし、そして飼い主にはそれを教える義務があるのです。<中略> 犬を正しく育て、よいしつけが出来さえすれば、「親」であろうが「リーダー」であろうが関係ないのです。)

(緑色部分は「Making Animals Happy: How to Create the Best Life for Pets and Other Animals」より抜粋。日本語訳:おかあはん)


うわぁ・・・もう、全くその通りだと思います・・・

狼の親だって、ものすごくしっかりした「リーダー」であるはずだし(狩りの主導権を握る父親がしっかりしていなければ、家族は飢え死にです)、人間の親だって、例えば電車の中ではしゃいだり騒いだりしている子供を見て「まぁ、文太ちゃんたら元気ねぇ。」なんてのんきなことを言っているようでは親失格なわけです。

狼の親も、人間の親も、子供のしたい放題にさせてはいけないのです。子供(犬)にして良いことと悪いことを教え、どんな状況においてもコントロールできる「頼りになる良き指導者」であらねばなないし、そうあり続けなければならないのです。

人間の子供はいつかは自立しますが、犬は「永遠の3歳児」です。軍隊みたいに厳しくする必要はないけれど、犬に主導権を握られるようではダメなのです。

私がシーザー・ミランの考えを受け入れられなかったのは、彼の説明の中にはしょっちゅう「群れのリーダーに」という言葉が入っていたからです。その言葉自体が私にとってはアレルギーになっており、「リーダー」という言葉が出るたびに読む気が失せていました。

そこで、この「群れのリーダー」という言葉を「良き指導者」に自分の中で置き換えて読んでみると、あら、不思議。めちゃくちゃいいこと言ってるじゃないですか!変な先入観や偏見を捨てると、彼の言うこともすんなり頭に入るようになりました(笑)

じゃあ、「群れのリーダー」と「親としてのリーダーシップ」と何がどう違うのかといえば、「飼い主が先にご飯を食べる」(家族は一緒にご飯を食べる、もしくは親は子供を先に食べさせる)とか「同じ高さのソファなどに座らせてはいけない」(同じところでまったり過ごせば仲良く幸せ♪)とか「ひっぱりっこは必ず勝つ、もしくはさせない」(親はわざと負けてあげることもあるし、一緒に楽しく遊べばいいじゃん)とかそういうことでしょうか。


最後に、私が考えるしつけの本の問題点は「一番大切なことをすっとばして『飼い主がリーダーに』だけを強調しすぎる」ということでしょうか。

犬について知らなければいけないことは山ほどあるのに、私がいつも言う犬の「言葉」や習性、気持ちや心理状態などにほとんど触れずに、個々の性格や状況を鑑みず、犬を十把一絡げにして「とにかくリーダーになればOK!」みたいなのはやはり間違っていると思います。犬が100匹いれば、しつけの方法は100通りあります。

今から思えば、文太がパピーの頃しつけが全くうまくいかなかったのは、しつけの本が悪かったというよりは、私自身が文太のことを全く理解していなかったからです。

そして、「文太が何故こんなことをするのか」を考えるようになってから、いろんなことがわかってきて、だんだん意思の疎通ができるようになり、私たちの関係もうまくいくようになりました。(私の一番の先生は、いつだって文太です。)

その関係は毎日少しずつ、日を追うごとによりよいものになっているし、これからも文太先生にいろんなことを教えてもらいながら、もっともっとよくしていきたいと願っています。


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Comment

きゃら&ゾフィmama ""
仮に、ワンコが昔は狼のような群れを成していたとしても、
既に、それは崩壊しているような気がしますよね。
もっと家族的な・・・
文太くんとおかあはんの関係って、「リーダー」だと違和感、
ありますもん。

昨日、夫が外泊したら、ゾフィは、
「リーダーがいなくなった。ぼくががんばらなきゃ」
と思ったらしく、夜中、3回ほど、ガバッと起きて吠えるのには参りました。
私ときゃらを守っているつもりみたいでした。

私もきゃらも、守ってはいらなくて、ただ迷惑でしたけど。
(きゃらにとって、夫は、お友達です(*^_^*))
2010.04.04 23:58 | URL | #wOBDEVkA [edit]
クロエママ ""
親でもリーダーでも、ワンコが一緒に居たいと思える存在であれば良いと思います。
私の仕事(塾講師)でも、そうだと思いながら、毎日奮闘しているので。

人間は臨機応変に立場を変えられる生き物なのだと思うし、立場を兼ね備えれば良いと思うのです。

文太部長にとって、おかあはんは、優しい母であり、頼りになるリーダーであり、良し悪しを教えてくれる先生であり、遊んでくれる友達であり、独り占めしたくなる恋人でもあるのだと思います。
なんしか、一緒に生きていきたい大切な存在であるのに変わりはないです。
2010.04.05 03:11 | URL | #- [edit]
おかあはん "☆きゃら&ゾフィmamaさん"
フレブルって、野生どころか野良犬としてであっても
ひとりで生きていくの無理ですもんね・・・

ゾフィくんはおとやんがいないときは
張り切っちゃうんですね。
それはそれでいじらしいですけど(笑)

うちも、おとうはんは完全に友達というか
兄弟みたいですー( ̄- ̄)
2010.04.05 11:02 | URL | #- [edit]
おかあはん "☆クロエママさん"
確かに!
一緒にいたいと思ってもらえる存在というのが
一番大切なんでしょうね。
お互いがそうやって思い合えれば
相思相愛で幸せな毎日ですね♪
2010.04.05 11:04 | URL | #- [edit]
鍋コ。 ""
まだまだ私も勉強中の身で、何をどう信じるか、何をどう実行するか、試行錯誤中なのですが、シーザー・ミランさんの考え方も、他の人の考え方も、良い部分だけを信じて実行しようと思っているところでした。

シーザーさんは、こちらカナダでも非常に有名で、Dog Whispererという番組があるのですが、30分程の長さに2件の犬の問題を解決しましょう!って感じで、まぁまぁ、問題の犬達がたった10分程で、シーザーさんによってハッピーエンディングに解決されるのですが、シーザーさんはプロだから、出来ることであって…。
番組終了後、シーザーさんがいない中で、飼い主と犬の関係はどうなっているのだろうか、な~んて考えたりして。
そして毎回毎回シーザーさんのメッセージが「人間がパックリーダーになるべきだ」って同じ事ばかりなんですよね。
それで非常にうまくいっている犬達も沢山いるし、一つの方法としてシーザー流も良いと思うのですが、はたして全ての犬種・すべての家族&ケースに当てはまるのだろうか。う~ん。と思っています。

なるほどー。です。親であろうがパックリーダーであろうが、どちらでも構わない、と言うことですね。
明らかに犬に舐められている飼い主をたーっくさん見ますが、それは親にもリーダーにもなれていないということで…。

自分の心の余裕の問題もあるかもしれませんが、一時期「吠え」に悩みました。吠えると「NO!」と叫んで止めさせようとしていて、逆効果であることが分かりました。
犬にとって「無駄」吠えは存在しない事、必ず何かかしら理由があって吠えているということを常に念頭に置いて、吠えればどうして吠えるのか、その理由を探り、絶対に叫ばない、怒らないように、まさに「親の気持ち」で接している内に、吠えがマシになった気がします。(まだ吠えますが)

長くなって、何が言いたいのか分からなくなりましたが(汗、すみません)家族として、親の気持ちで犬達に接していきたいなーと、改めて思いました☆
2010.04.05 22:16 | URL | #- [edit]
おかあはん "☆鍋コ。さん"
おおっ、シーザー・ミラン氏の訓練の様子をご覧になった
生の声、ありがとうございます!

そうそう、二言目には「パックリーダーに・・・」って、
それを目にするたびに「もう、ええわ。」って思ってたんですよね~。
でも、最近改めて彼の言うことを読み直してみて
「パックリーダーに」っていうのはやっぱり同意できないんですが
リーダー論はちょっと横においておくと、内容的には
あの人のやってることはやっぱり正しいんじゃ?
と思うようになってきたんです。

例えば、一番最近見たのは
「犬がリーダーになっているかどうかを知る方法:
 飼い主が帰ってきたときに、犬が飼い主に飛びついたら
 犬がリーダーになっている!」
これねー、前までなら「アホか。」って思ってたんですが
犬がリーダーかどうかはさておき、
飛びつき癖というのはお行儀が悪いし、文太の場合は足にも悪いし、
「親としてやめさせなければならないこと」
には違いないなぁ、と思ったりして。

>犬にとって「無駄」吠えは存在しない事、必ず何かかしら理由があって吠えているということを常に念頭に置いて、吠えればどうして吠えるのか、その理由を探り、絶対に叫ばない、怒らないように、まさに「親の気持ち」で接している

そうそう!まさしくこういうことが一番大切なんだと思います。
プロのドッグトレーナーというのは、その原因を突き止められること、
原因を取り除くための方法を熟知していること、
いろんな状況とワンコに合ったたくさんの「引き出し」を持っている人、
なんだと思います。
2010.04.06 16:11 | URL | #- [edit]

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