文太部長一家のロハスな毎日

フレンチブルドッグの文太部長と3にゃんず、幸多、あゆみ、ちびの仲良し日記とドッグフェイム情報。 

About us

*フレンチブルドッグ 文太部長*
散歩とごはんとおかあはん命。
弟妹喧嘩を仲裁する世界のケーサツ。

*茶トラ猫 幸多(こーた)*
普段はクールを装っているが、
実は一番甘えん坊で超マザコン☆

*白グレー猫 あゆみ*
下僕どもをあごで使い倒す
クールビューティツンデレクイーン。

*サバ白 ちび(Tibby)*
世渡り上手の罰当たり。
ちびの辞書に「遠慮」はない。 

飼い主は犬のリーダーか、親か。

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前に「おかあはんの親バカ日記」で何度か書いているのですが、私は文太を迎える前からしつけの本を数冊読み、その通りにやろうとしました。でも、何もかもが全くうまくいかず、本で得た知識はいったん全部忘れ、頭を空っぽにして文太と真正面から向き合った結果、なんとか意思疎通ができるようになったという経験の持ち主です。そのため、本に書いてあるしつけの方法に疑心暗鬼になっていました。

特に「犬の祖先は狼であり、狼には厳しい階級があってアルファ(リーダー)の雄狼が群れを支配している。犬は人間を群れの一員と見なしているので、群れのアルファにならなくてはいけない」という考え方に疑問と反発を感じていました。

「犬の祖先は狼だなんて、『人間の祖先は猿です』って言うのと同じじゃないの?」と思ったし、「リーダー、リーダー、ってそんな軍隊みたいな・・・」ということが不審を感じていた主な理由です。

ある日、ムツゴロウ王国のしつけの本を読んで、多くの犬と触れ合ったムツゴロウさんや石川さんが「犬と狼は全く違う動物。飼い主は犬のリーダーではなく『親』になるべき」と書かれていたのを読み、「やっぱりそうよね!!」と心から納得していました。

その後、海外のいろんな行動学の本や雑誌を読んだのですが、犬の行動学の専門家の中にもムツゴロウさんと同じ考え方の人がたくさんおられました。(が、もしかしたら私がそういう記事を選んで読んでいるだけかもしれません。)

でも、その「狼理論(?)」を根底からくつがえす、衝撃的な本に出会いました。なんていうか、ものすごく説得力のある説明で、感動のあまり興奮でぞくぞくしながら一気に読んでしまいました。これまで胸の中にあったもやもやが一気に晴れていくような、素晴らしい本でした。

 ↓↓↓



Making Animals Happy: How to Create the Best Life for Pets and Other AnimalsMaking Animals Happy: How to Create the Best Life for Pets and Other Animals
(2010/02/01)
Catherine JohnsonTemple Grandin

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ペットや家畜動物が幸せに暮らせるために、人間や飼い主はどうすればいいのか、何をしてあげればいいのか。ということについて書かれた本です。

著者のテンプル・グランディン博士は、自閉症を抱えながらも動物学博士になった人で、自閉症の啓蒙活動とともに(自閉症に関する著書もたくさんあります)、家畜の権利保護を訴え、家畜を苦しめることなく処理する施設を設計した人物です。

自閉症であるがゆえに、物事を『言葉』ではなく『映像』で捉えるので、人間よりも動物の感覚や考え方に近く、動物の持つ世界観や感情を理解しやすいのだそうです。(その代わり、彼女の場合は人間の方が理解不能なんだそうで、やはり幼い頃から「他の人と違う」ということでいろいろ苦労したそうです。)

で、この本の何が衝撃的だったかというと。



そもそも野生の狼は群れでは過ごさない。
ゆえに、アルファも階級もない。




ということです。
「えー!?そこ???」って感じじゃないっすか!?


これには13年間野生の狼を観察し、研究し続けているL.David Mech博士のレポートが引用されています。(以下、緑色部分は引用の要約抜粋)

野生の狼は群れで過ごしてはいない。狼は人間と同じく、父、母、兄弟姉妹の家族単位で行動しており、「アルファ(群れのトップ)の狼」というものも存在せず、支配性をめぐって対立したり闘ったりするようなことはない。

(時折血縁関係のない狼が『養子』になったり、親戚が行動をともにしたりすることはあるし、その家族の父や母が亡くなった場合は継父・継母が代わりに家族になることもまれにある。)

両親(特に父親)が家族(子供たち)に対して強い支配性を持ち、群れのボスを持つ他の動物のように『リーダー』が変わることはなく、年老いても親は親であり、子供たちは親に対しては一生敬意を払い、支配性をめぐって親に攻撃をしかけるようなことはない。

何故家族単位で暮らしているのかというと、狼には天敵となる動物がいないので身を守るための大きい群れを作る必要はなく、全員が充分な食料を得るためには家族サイズがちょうどよい(大きすぎると全員分の狩りをするのがものすごく大変なため)。

狼にはトップに立つ「アルファ」から最下位の「オメガ」まできっちり階級がある、と世間一般で思われているのは、これまでの観察方法が野生の狼を寄せ集めた、いわば人工的な「群れ」を元にしたものであり、強制的に作られた「群れ」の中では狼は『階級』を作る。



支配しているのは「リーダー」ではなく父親(と母親)。
ね?これ衝撃的じゃないっすか!?もうこれ読んだとき「う~~~~ん、なるほどー!!」と唸ってしまいました。
(狼の行動学の本ももっと読んでみたいー!!)

ただ、この研究発表はMech博士によるものであり、専門家の間でも賛否両論で、まだまだいろんな議論の余地はあるようです。


犬の話に戻り、グランディン博士は「犬は狼の子孫であるとするならば、先祖である狼には『群れのリーダー』はいないのに、なぜ犬に『群れのリーダー』が必要なのか?必要なのは『親』ではないのか?」と疑問を投げかけます。

「うんうん、そうよね、やっぱり『親』よねー!」と思いながら読み進めていく私の予想を裏切り、グランディン博士の意見は意外なところに帰着するのです。


が、長くなるので続きは来週・・・


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Comment

アレックスパパ ""
どっちなんでしょうねぇ~
リーダーの様な親って感じでしょうか?

考えると、簡単そうで難しいですね
2010.03.29 08:43 | URL | #- [edit]
おかあはん "☆アレックスパパさん"
フタを開けてみるとごくごく自然なことなんですが
私にとっては思いもしなかったことだったので
「なるほど~。」とものすごく感心しました。
ヒントはこの記事の中にあります☆
2010.03.29 11:53 | URL | #- [edit]
YUKA ""
私も常々その先祖がオオカミだからオオカミと同じだ!という説には納得いかなかったんですが、群ということからして違うかもしれないなんて驚きです。

私も100%親という気持ちで接しています。それは愛犬が犬ということをきちんとわかったうえで。

すごく参考になったし衝撃だったので、よかったら今度ブログの記事にリンクはらせてもらっていいですか?
2010.03.29 21:14 | URL | #- [edit]
Pashamki ""
うちの場合。。。
リーダーだとか親だとか以前に
奴らのばぁや?家政婦?ってカンジです。。。 シュン。。。
まっ 楽しいですけどねwww
2010.03.30 00:55 | URL | #- [edit]
おかあはん "☆YUKAさん"
でしょー!?
私も狼の群れとか階級とかは疑ってもみなかったので
そもそもそこから違うということに本当にびっくりしました。

リンクは大歓迎でございます(*^_^*)
どうぞ、どうぞ、こちらこそよろしくお願いします!
2010.03.30 13:28 | URL | #- [edit]
おかあはん "☆Pashamakiさん"
ばぁや、って(笑)
うん、楽しく過ごせて何も問題ないなら
深く考えなくてもいいんじゃないですか(*^_^*)
2010.03.30 13:30 | URL | #- [edit]

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