文太部長一家のロハスな毎日

フレンチブルドッグの文太部長と3にゃんず、幸多、あゆみ、ちびの仲良し日記とドッグフェイム情報。 

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*フレンチブルドッグ 文太部長*
散歩とごはんとおかあはん命。
弟妹喧嘩を仲裁する世界のケーサツ。

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*サバ白 ちび(Tibby)*
世渡り上手の罰当たり。
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犬語を学ぼう<カーミングシグナル編>

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先週に引き続き、今日は犬語の話です。

犬は人間と同じ言葉は持ちませんが、犬なりの表現の仕方、『犬語』があります。犬語は吠える声などを使うものもありますが、ほとんどは顔や体の仕草、動き、行動などで自分の感情や状況を表し、飼い主に自分の気持ちを伝えたり、犬同士で会話したりしているのです。

その中でもよく知られているのが「カーミングシグナル(calming signals)」というものです。これはノルウェー人のチューリッド・ルガース(Turid Rugaas)というドッグトレーナーが提唱したもので、ある状況において自分を落ち着かせようとするもの、もしくは相手を落ち着かせようとするサインのことです。

それは特別な仕草ではなく日常よく見られる仕草であり、自分の意思を相手(人間や他の犬)に伝えることにより無用な争いを避け、お互い仲良くしようとしたり、自分を落ち着けることで恐れや不安から逃れようとしたりする、犬にとって自分を守る大切な手段なのです。

そのサインを私たち飼い主が見逃したり、または勘違いしたりすることで犬との間に誤解が生じ、いろんな問題が起こる場合もありますので、犬を飼う者ならぜひとも覚えておきたいサインです。

 ↓↓↓

●目をそらす、顔をそむける
犬にとって真正面から目を見つめることは威嚇を意味します。犬同士が近づくときに見つめあうと喧嘩になるので、顔を見つめないように「敵意はありませんよ。」ということを示します。

カメラを向けたときにそれまでニコニコしていた犬がプイっと顔を背ける、ということを日々体験していらっしゃる方も多いと思いますが(文太もいつもそうです)、それは「イヤだなぁ~、やめてほしいなぁ~」という不快感の現れです。


●目を細める、まばたきをする
相手の顔を見つめていながらも目を細めたりまばたきをしたりするのは顔を背けるのと同じ理由で、「悪意はありませんよ。」ということを表します。

犬好きの方に多いんですが、よその犬に「きゃーかわいい!」と目を見開いて顔を近づけたりじっと見つめたりする方が時々いらっしゃいます。でも、犬にとってはよほど人好きで他人との接触に慣れた犬でない限り、知らない人に見つめられたり顔を近づけらりたりするのは恐怖であり、大変不快な行為なんです。そういう風にされた犬は顔を背けて不快感を表したり、怖がりの犬の場合は吠えたり噛んだりすることもあります。

うちの近所に犬好きのおばあちゃんがいて、文太を見るたびにかがんで文太の顔をガシっとつかみ、「そうか、そうか、おばちゃんのこと好きか♪」と顔を近づけて来られるんですけど、これが文太は嫌いで嫌いで(^^;) 最近はそのおばあちゃんに会うと猛ダッシュで逃げようとします・・・。

よその犬と仲良くなりたいときは、目を見つめないように、真正面からではなくちょっと横向きで静かにゆっくり近づいて目を細めて(ニッコリしていれば自然に目が細くなるのでそれでいいと思います)敵意のないことを表しつつ、手をグーにしてゆっくり犬に近づけて自分のニオイを嗅いでもらって「自己紹介」してからにすると犬も安心できます。 (他人嫌いの犬もいるので、犬を触る前には飼い主さんに触ってもいいかどうか聞くようにしましょう。)


●鼻や口の周りをなめる
これも注意して見ていると、本当にいろんな場面でよく見ます。

文太の場合は、ご飯や散歩の前などで嬉しくてワクワクしてしょうがないときに「落ち着け、ボク!」と言っているときもあれば(興奮して飛び跳ねると私に叱られるので)、散歩中に大きい犬が向こうから歩いて来たときなどに「やばい!どうしよう?」ということもあれば、文太に向かって吠える小型犬に会ったときに「まぁ、まぁ、あんたさん、そんな興奮せんと落ち着きなはれ。」と言ってるときもあります。

また、私の問いかけに対する返事のときもあったり、私が何かに対してブツクサ文句を言ったり、「なぁ、なぁ、文ちゃ~ん、おかあはんとご飯とどっちが好きぃ~?ヾ(*´∀`*)ノ」などとどうでもいい質問をされたりしたときに「おかあはん、うざいわぁ~。」と言ってるときもあります。(と、私が解釈しているだけですが。)


●あくび
犬を知らない人にはよく勘違いされるのですが、犬のあくびは退屈なわけではなく、恐怖やストレスを感じていたり落ち着かなかったり、不安な気分のときにするものです。

叱られているときにあくびをしていたら「イヤだなぁ。」と思っているか、「ママったら、ちょっと落ち着きなよ!」と思っているかどちらかだと思われます。


●尻尾を振る
犬が尻尾を振ると「喜んでいる」と思われがちですが、尻尾を振るのは嬉しいときばかりではありません。不安を感じていたり、混乱していたり、場合によっては攻撃の合図のこともあります。

他のワンコが「尻尾を振って近づいてくる=喜んで友達になりたいと思っている」という場合だけではなく、「お前がその気ならいつでもやってやるぞ。」という攻撃の合図の場合は、近づくと突然襲い掛かられるということもあるので、初対面の犬の場合は注意しましょう。

フレブルには尻尾がないのでなかなかわかりづらいのですが、尻尾は実にいろんなことを語っています。そして、フレブルが他のワンコに敬遠される理由のひとつは尻尾がない分尻尾での「犬語」を使えないため、意思表示がわかりづらいことがあげられます。


●横を向く、背中やお尻を向ける、伏せる
激しく遊んだ後に「ちょっと、休憩しようか。」のように落ち着こうとしたり、テンションが上がりすぎている犬や攻撃的な犬を落ち着かせようとするときに使われます。また、飛びつき癖のある犬やハイテンションな犬に対して人間が背を向けることで落ち着かせる、というのもひとつの手段です。


●ゆっくり歩く、ゆっくり動く
他の犬に会ったときなどに相手を刺激しないようにゆっくりした動きになります。動きがほとんどないぐらいゆっくりになり、飼い主がその行動に焦れて「早く歩いて!」などとせかしたりすると、犬は飼い主を落ち着かせようとして余計動きが遅くなったりします。


●座る
他の犬が近づいてきたときにオスワリして「あなたに敵意はありませんよ。」と示したり、興奮している相手を落ち着かせたりします。また、自分が落ち着くためにオスワリすることもあります。


●地面のニオイを嗅ぐ
地面のニオイを嗅ぐのは大切な情報収集ですが、それ以外にもカーミングシグナルとして使われます。散歩中に他の犬やヒトが近づいてきたときなどに故意に地面を嗅いで相手に敵意がないことを示したり、無関心を装ったりして相手を落ち着かせたり自分が落ち着こうとしたりします。


●すれ違うときカーブする
散歩中に他の犬と会ったとき、適度な距離を保ちながらカーブしてすれ違うことはありませんか?相手にまっすぐに向かっていくのは犬同士の礼儀に欠き、喧嘩に発展しかねません。相手を尊重しつつ自分の行きたい方向に進む場合にお互いカーブしながら通り過ぎます。


●間に割って入る
ヒト同士、犬同士、またはヒトと犬が近づきすぎたり、二人(二匹)の間に緊張が高まったり言い合いになったりしたときにその二人(二匹)の間に入って落ち着かせようとします。

文太が他の犬と見つめ合ってお互い譲らず「あ、ヤバイな。」という状況になったときに私が間に入る、というのはいつもよく使う手です。




主なカーミングシグナルをあげてみましたが、これらが全てではありませんし、状況によっては意味が変わります。

これらのカーミングシグナルは、ある程度大まかに予測することはできたとしても、固体差もあるので必ずしも当てはまらない場合もあるし、人間に「癖」があるようにその犬特有のサインもあるだろうし、きっちり当てはめて考えるのは短絡的かなぁと思います。

例えば、文太が舌をペロペロさせて「鼻を舐める」という動作について言うと、先ほど挙げた例以外にも、ご存知のように文太はベロを出したまま寝ていて、起きたときにカピカピになっていることも多いので、そんなときにペロペロしてただ単に舌を湿らせているだけのときもあります。寝る前にも「ふぅ~。やれやれ。一眠りするか。」と満足気にペロペロさせて舌を整える(?笑)感じのこともよくあり、カーミングシグナルとは関係ないと考えられる場合もあります。


愛犬がどういうときにペロペロしているのか、あくびをしているのか、他の犬と会ったときどういう行動をとるのか、どういう状況でどういう仕草をしているか、ということをよ~く観察していると「もしかしたら今こう思ってるのかな?」「不安になってるのかな?」「イヤな気分になってるのかな?」「落ち着かないのかな?」と、その子なりの「カーミングシグナル」がわかるようになってきます。

また、チューリッド・ルガースいわく、これらの「犬語」を人間が使う、つまり不安や恐怖を感じている犬の前であくびをしたり口を舐めるようにぺろぺろしたり、静かに座ったり横を向いたりすることにより、落ち着かせる効果もあるそうですよ!(地面を嗅いだり・・・はさすがにできませんが・笑)


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    皆様、本当にありがとうございますぅ~ 。・゚・(ノ∀`)・゚・。
    この勢いでペロちゃんもきっと帰ってくると信じています!



●参考資料

ON TALKING TERMS WITH DOGS: CALMING SIGNALS 2ND. ED.ON TALKING TERMS WITH DOGS: CALMING SIGNALS 2ND. ED.
(2006)
Turid Rugaas

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犬語の話し方 (文春文庫)犬語の話し方 (文春文庫)
(2002/09)
スタンレー コレン

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Comment

*みるくま* ""
たまにみるくとゴロゴロしてる時、ペロッと舌を出したら
私も同じようにペロッとしたり、あくびしたら同じように
マネたりして遊んでるんですけど、それが犬語だったら
同じ気持ちをしてたのかなぁ?と思うと、
「そうだね!」と相槌になってたのかなと思うと面白いですね。
2009.07.05 01:09 | URL | #d3xRQPUk [edit]
れおんまま "おもしろいですネ!"
私はずっと実家で猫を飼ってたので
犬をじっくり観察できたのはれおんくんがはじめてです。
「れおんくん猫疑惑」もありますが(笑)
やはり社会性なるものは猫にはあんまり関係なかったけど
生活するうえで犬はいろんなサインを送ってくるナァ~
って思いました!

見れば見るほど一緒に住めば住むほど
楽しい~ですし、発見がおもしろい♪です
2009.07.06 12:04 | URL | #- [edit]
おかあはん "☆みるくまさん"
お返事遅くなってごめんなさいi-201
「同じ動作をする」っていうのは
お互いの気持ちになってみる、ってことで
いいみたいですよ(^^)
ヒトには真似できないこともありますが(笑)
2009.07.06 13:29 | URL | #- [edit]
おかあはん "☆れおんままさん"
フレンチってなんか猫的要素も多いですよね~。
個人行動をする猫と違って犬
はもともと群れで行動する動物ですからね。
いろんな合図を知るのは外国語を学ぶみたいで
楽しいですね♪
2009.07.06 13:31 | URL | #- [edit]

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