文太部長一家のロハスな毎日

フレンチブルドッグの文太部長と3にゃんず、幸多、あゆみ、ちびの仲良し日記とドッグフェイム情報。 

About us

*フレンチブルドッグ 文太部長*
散歩とごはんとおかあはん命。
弟妹喧嘩を仲裁する世界のケーサツ。

*茶トラ猫 幸多(こーた)*
普段はクールを装っているが、
実は一番甘えん坊で超マザコン☆

*白グレー猫 あゆみ*
下僕どもをあごで使い倒す
クールビューティツンデレクイーン。

*サバ白 ちび(Tibby)*
世渡り上手の罰当たり。
ちびの辞書に「遠慮」はない。 

文太を去勢させていない理由

去勢/不妊手術については賛否両論で、「病気でもないのに体にメスを入れるなんて、飼い主のエゴだ」という人もいれば、「子供を生ませないのに手術させないなんて、飼い主のエゴだ」と真逆の意見を言う人もいます。

愛犬を去勢/不妊手術をするかどうかは、飼い主が愛犬についていろんなことを考え、愛犬にとって一番良いと思われることを飼い主が責任を持って判断して決めることであり、他人にとやかく言われる筋合いもなければ、他人にあれこれ言うべきことではないと私は思っています。

それを踏まえた上で、私の考えを書きますが、あくまでも一意見として軽く流してください。私の考え方と全く違う方もいらっしゃるでしょうし、私の考えが不快に思われる方もいらっしゃるかもしれません。

私は不毛な議論はしない主義ですので、反対意見はどうぞご自身の中に収めて私のことは心の中で笑っていてください。今どうしようか悩んでいらっしゃる方は、私の意見は参考にせず、愛犬と向き合い、いろんなことをじっくり考え、ご自身で自分なりの答えを見つけてください。

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私は文太を交配させるつもりは一切ありませんが、自分の考え、文太の健康状態と性格、我が家の家庭環境等いろんなことを総合的に考え、現段階では「去勢しない」という選択をしています。そして、文太の飼い主としてその選択には全責任を負い、子供のうちに去勢させなかったことを後悔はしていないし、「これでいいのだろうか」と不安に思うこともありません。

文太を去勢させていない理由は、まず第一に病気でもないのに体の一部を全身麻酔というリスクを背負ってまで切り取ってしまうということにどうしても抵抗があるのです。(だからと言って、それを否定するわけではありません。あくまでも私の感情として、というふうにご理解ください。)

第二に、仮に麻酔が大丈夫だとしても、病院に文太を預けることは「超」がつくほどマザコンな文太に多大な精神的不安とストレスを与えることになります。(そんなマザコンにしてしまった私も悪いのですが・・・)命に関わる病気でどうしても入院が必要ならいざ知らず、他に選択肢があるのならそんな状況はなるべく避けたいのです。

それらのリスクを背負うには、それ相応のメリットがなければ納得ができません。「それ相応のメリット」とは何かというと、昨日も書いたとおりに一番は将来の病気予防ができるということと、2番目に性的ストレスから解放されるということです。

文太が去勢せずにすんでいる大きな理由のひとつは、「あまり性的ストレスを感じてなさそう」ということです。文太は女の子に反応が薄く、女の子のニオイを嗅ぎに行くということはほとんどありません。散歩中にヒート中の女の子とノンタン(親友の男の子)が一緒にいても、女の子は無視して一目散にノンタンの方に行くぐらいなのです。だから、少なくとも「去勢しないとかわいそう」というレベルの性的ストレスは感じていないと思われるし、それに起因する問題行動も病気もありません。マウンティングもいまだかつて犬にも人間にもしたことはありません。

ついでにマウンティングについて言うと、以前獣医さんに言われたんですが、マウンティングは性的なものではなくても(遊びや支配欲からくるマウンティングであっても)興奮をもたらし、精液を作る前立腺の動きも活発になるので、頻繁なマウンティングを許していると、未去勢オス犬の場合は後々前立腺肥大につながるそうです。

もしも文太が雌犬とすれ違うたびに目の色変えてお尻を追い掛け回していたり、執拗にマウンティングをしたり、常に性的ストレスを感じているようであれば、去勢させていたと思います。

性的ストレスを感じている場合、マーキングや破壊などの問題行動はしつけである程度コントロールできますが、ストレスを完全になくしてしまうことはできないので、結果的にストレスを溜め込むことになります。そうすると手足を舐めすぎて皮膚病になったり、ホルモンバランスや自律神経のバランスが崩れて免疫力が低下したり、いろんな病気にかかりやすくなることも充分考えられます。そうなると去勢することは少なくとも欲求不満からくる性的ストレスを軽減できるので「それ相応のメリットがある」ことになります。


ちょっと話がそれますが、去勢/不妊手術を考えるとき、「人間は子供を作らないからって子宮を取ったりしないのに!」のような主張をされる方がおられますが、そもそも人間と犬を同列に考えるのは違うんじゃないかなぁと思います。人間と犬は別の生き物であり、自立して社会の一員となる人間と、一生を飼い主(人間)に託さなければならない犬とを一緒に考えてはいけないのではないでしょうか。


閑話休題。もうひとつ、病気予防のことですが、将来のことを考えるともちろん今後生殖器系の病気になる危険性は残ります。病気の治療のために去勢が必要になる可能性も否定できません。でも、もしそうなったらそれはまたそのとき考えようと思うんです。腹をくくってそのときの「最善策」をとります。先のことを考えて守りに入るよりも、今できうる全てのことをして、文太の全てを愛し、慈しみたいんです。

前立腺肥大も予防できればそれに越したことはないのですが、それも「老い」のひとつだし、腫瘍に関しては、前立腺や精巣などの生殖器だけではありません。去勢の有無に関わらず、年を取れば生殖器だけでなくいろんな体の機能が衰え、体中いろんなところに腫瘍が出来る可能性はあります。

「だからこそ予防できるものは予防するべき」という考え方も一理あるとは思うのですが、そもそも「ガンを作らない体質作り」を若いうちから目指すことが大事だと思うのです。去勢しようがしまいが、全体的にアンチエイジング・ケアを考えていくことが必要だと私は考えています。


いずれにしても、去勢/不妊手術を決めるときに絶対にしてはいけないのは「皆がしているから。」「○○君もしてないから。」「獣医さんに勧められたから。」と判断基準を他人にゆだねてしまうこと、手術をした後に「本当にこれでよかったのだろうか?」とくよくよ考えてしまうこと、決断を下せないままズルズル時間だけが過ぎて「本当にこのままでいいのだろうか?」と迷いながら日々を過ごすことです。いつまでもくよくよ考えていると何かあったときに「やっぱりあの時こうしていれば・・・」と後悔することになります。

いろんなことをじっくり考えて決断を下したのであれば、それがその人と愛犬にとっての「正解」です。どういう結論を出したにせよ、信頼する飼い主が一生懸命考えて決めたことであればワンコはそれを信じて従ってくれるでしょう。皆さんそれぞれご自身でよ~く考えて納得のいく結果を出してくださいね。


次回からは女の子の話を。

※この件については言いっ放しにさせてください。コメント欄閉じさせていただきます。すいません。




2016年6月7日追記
2016年6月、12歳で高齢・短頭種・分離不安の三重苦を乗り越えて、去勢しました。
詳しくは 「12歳で去勢を決意した理由」 をご覧ください。



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