文太部長一家のロハスな毎日

フレンチブルドッグの文太部長と3にゃんず、幸多、あゆみ、ちびの仲良し日記とドッグフェイム情報。 

About us

*フレンチブルドッグ 文太部長*
散歩とごはんとおかあはん命。
弟妹喧嘩を仲裁する世界のケーサツ。

*茶トラ猫 幸多(こーた)*
普段はクールを装っているが、
実は一番甘えん坊で超マザコン☆

*白グレー猫 あゆみ*
下僕どもをあごで使い倒す
クールビューティツンデレクイーン。

*サバ白 ちび(Tibby)*
世渡り上手の罰当たり。
ちびの辞書に「遠慮」はない。 

犬や猫が病気のときに、飼い主ができること

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犬や猫が病気のとき、具合が悪そうなときに、病院に連れていき必要な治療を与える以外に、飼い主ができることって何でしょうか。

一番してはいけないことは、「心配しすぎること」。ただでさえ得体の知れない不調で苦しいときに、「大丈夫?大丈夫?!」と不安オーラをぷんぷんさせた飼い主に近寄られることは、百害あって一利なしだと思っています。特に飼い主の気持ちを顔の表情や仕草で読み取る能力に長けている犬は、飼い主が大騒ぎするほど自分も不安になり、そういう精神状態は必ず体にも影響します。


・・・なぁ~んてことを言うのは簡単ですが、実際には元気のない「わが子」を目の前にして、「心配しない」なんて禅の修業並に難しいことですよね。

文太は幸いなことにいまだかつてそこまで具合が悪くなったことはないんですが(三途の川で溺れかけたことはありますが)、去年のちょうど今頃、幸多があゆみ経由でもらったと思われる猫風邪になってぐったりしていたことがあり、まさしく「心配しない」の修行を体験しました。

いつも元気な幸多がぐったりして、声も出なくなりご飯も全く受け付けない状態。もちろん即病院に行って必要な処置は受け、薬も飲ませましたが、そうそうすぐによくなる気配はなく・・・。

そうなると、私が心配しても何ひとついいことはないと頭ではわかっていても、回復の気配のないしんどそうな幸多を見ていて「もしもこのままよくならなかったらどうしよう・・・」という考えがよぎっては振り払い、いやいや、私の力で絶対治してみせる!(←無理やり自意識過剰にふるまってみる)・・・でも、ご飯も食べてないから体力なくなって、もっとひどい病気を併発したら・・・いやいや、幸多はこれぐらい大丈夫に決まってる!・・・でも、もし・・・ という繰り返しで、自分の中で強気な自分と弱い自分との闘いですよ。

「ちゃんと病院に行って、獣医さんに診てもらって、薬も飲ませている。だから、心配する以外に自分にできることを考えよう。」 そう思って東洋医学やホリスティック医療の本をもう一度読み返すと、そこに答えがありました。

 ↓↓↓



一番勇気付けられたのは、前にもご紹介したことのある
The New Holistic Way for Dogs and Cats: The Stress-Health Connection というアメリカのホリスティック医療を行う獣医師が書いた本で、かいつまんで説明すると下記のようなことが書いてありました。



外部から異物(ウイルスや細菌など)が入ってくると、それに反応し、異物を体から追い出すために熱、炎症、鼻水、嘔吐、下痢など様々な症状が出る。そのような症状が出るのは「体に何ものかが入ってきましたよ」という警告のサインでもあるが、免疫システムが正常に働いていることに他ならない。

これらの症状は現代(獣)医学では悪い物として捉えられ、症状を抑えることを考えるが、ホリスティック医療では「免疫力が正しく働いている」という理解になり、表面に現れている各症状に潜んでいる「本当の原因(精神的なものも含む)」を探り、それを根本的に治すことを目指す。病気を治すのは医者(獣医)でも薬でもなく、患者(患畜)自身であり、我々は各自の持つ自然治癒力を引き出す手助けするのが役割である。



つまり、何か悪いものが体に入ってきているのに、何の症状も出ずに体の機能がどんどん蝕まれる方が恐ろしいことであり、いろんな症状が出るのは体が悪いものと闘っているからであり、健全な証拠である、ということなんですね。

この一言に私はどれだけ救われたことか・・・(´Д⊂ヽ 
そう考えることが出来れば、必要以上に心配することもずいぶん減り、その代わりに「よし、その調子や。幸多、がんばれー!」と応援する気持ちが強くなりました。

と言っても、「がんばれー!」とギラギラするのもこれまたよくないと思うんですよね。犬や猫にとっては、自分の体がいつもと違うことは、そばで見ている飼い主以上に不安になっていると思うので、変なオーラをふりまくのではなく、「大丈夫。何があってもそばにいるよ。だから、あなたはゆっくり寝ていていいよ (*^_^*)」と安心させてあげるのが一番大切なんじゃないかなぁと思っています。


東洋医学的に考えると、人間(動物も)には「正気(せいき)=体を守る力、自然治癒力」が備わっており、「邪気(じゃき)=体を悪くする原因となる悪い気」と常に闘っています。

正気がしっかりしていれば邪気を追い払えるけれども、正気が衰えていたり、邪気が強すぎたりして正気よりも邪気が勝つことにより病気になる、と考えられています。

だから、邪気を取り除き、正気を養うことによって病気の回復を目指します。現代医学では「邪気(たとえばウイルスやがん細胞など)をやっつける」ことが主な治療になっているのに対し、東洋医学(他のホリスティック医療も同様ですが)では「正気を養う」ことにも重きを置いているのが特徴です。

それが指圧や鍼灸であったり、漢方薬であったりするわけで、「補完医療(=現代医学で足りないものを補う)」と呼ばれる所以でもあります。

そして、この「正気を養う」ということは、飼い主にも出来ることなんじゃないかと私は考えています。そのために私はマッサージをならったり東洋医学(中医学)の理論を勉強したりしているわけですが、難しく考えなくても「ただそばにいて、やさしくなでてあげる」、たったこれだけでも絶対に効果はあると思うのです。(ただし、個々の状態によっては、放っておいてあげた方がいいこともあります。)

自分が子供の頃に熱を出したときのことを思い出してみて・・・ しんどくて苦しくて辛いとき、母親がそばにいる、やさしくなでてくれる、ただそれだけで安心できたもんです。

いろんなツボや経絡のことを知っていればもちろんより効果的ですが、そんなことを知らなくても大丈夫。ただ、一番気をつけなければいけないのが、自分自身の心理状態です。

不安や怒りなどネガティブな気持ちを抱えていたり疲労が溜まっていたりするときに触るのは逆効果ですし、私も「今日はしんどくて無理。」と思うときは、文太たちにマッサージはしません。自分のしんどさが移ってしまうからです。

前に書いたことがあるんですが、「治れー!」と念じながら触るのもよくありません。なぜなら「今のその状態のその子」を否定することになるからです。

例えその子がどんな状態であっても、「あなたが今ここにいてくれて嬉しい。私はあなたのことが大好きよ。」と伝える、今一緒にいるこの瞬間を慈しむ、それが一番なんじゃないかなぁと思っています。大好きな人の「手当て」はやっぱりどんな薬よりも、一番の力になると信じています。




大好きで、大切なおともだちのパオちゃんと葵ちゃん
邪気をやっつけて、正気を取り戻して、どうか元気になってくれますように。


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